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日本の問題の「イマ」を考える

看護師の人口は増えているがまだ人材不足

01/20/2018

日本にいる看護師の人口は昨今では160万人を超えていると言われています。今後も増える傾向にありその理由は手に職をつけておきたいという人が多く、現実的な将来展望から看護の仕事を選ぶ人が多くなったからです。誰かの役に立ってやりがいを感じたいという人もいます。最近では看護の仕事に従事したいという男性も増えており、会社員から看護系に転職したという男性もいます。
看護系の仕事に多いケースは母親や祖母、親戚に看護系に従事する人がいるという家庭に育った人が多いです。子供の頃から親などの仕事ぶりを見ているので自然と同じ道を歩んでいくのかもしれませし、非常に安定している仕事なので子供の職場として親も安心できる仕事です。世界ランキングでは人口1千人あたりの看護師と助産師数は通常日本は10位以内に入っています。日本の場合高度なスキルや技術を持つ人だけが看護に携われるという資格制度によることも関係します。
とはいえ日本は他の先進国より少子高齢化が問題になっています。日本看護協会としても今後の超高齢社会に対する人材の育成や確保に力を入れており、看護基礎教育の制度改革に取り組んでいます。定年した人を再雇用したり嘱託などによって、60歳を過ぎても活躍している人が多くいます。これからも看護師の人口は増えていくことが見込まれます。しかし先程述べたように超高齢社会を迎えるため今後ますます医療サービスを受ける対象者が見込まれ、まだまだ医者や看護系の人材不足が問題となっています。慢性的に看護師不足が続く日本、この問題を解決できる日はまだまだ先になるでしょう。

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